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ニキビ跡のシミを消す方法!ニキビ跡の色素沈着によく効く化粧品・飲み薬

肌に炎症が起こった後、シミが出来てしまう場合が多々あります。

これは顔に限ったことではなく全身どこにでも出る可能性がありますが、顔はニキビが出来やすい場所なので、ニキビによる色素沈着がシミになることが非常に多いです。

また、クレンジングや洗顔、タオルや寝具での摩擦、男性ならヒゲ剃りなど刺激によるダメージで知らず知らずのうちに炎症が起こりやすい場所でもあるので、注意が必要ですね。

場合によっては刺激の強い化粧品で逆に炎症が続いてしまうこともあるので、化粧品選びには細心の注意が必要です。


ニキビの仕組みと種類を解説

ニキビってなんでできるの?

ニキビはなぜできてしまうのか、その原因は青春ニキビと大人ニキビで異なります。

思春期にできるニキビは新陳代謝が活発になり、汗や汚れが毛穴に詰まり、それをアクネ菌が食べることで炎症が起こり、ニキビになります。

一方大人ニキビもアクネ菌が原因であることは変わりないのですが、皮脂や汚れが原因です。年齢とともに新陳代謝は衰えていきますから、思春期のように活発に分泌される汗などが原因とはいいがたいです。

ではなぜ皮脂が分泌されるのかというと、肌の乾燥が原因です。肌は乾燥すると身を守るために皮脂を分泌します。しかし皮脂が多いからと言って皮脂を取り過ぎるとまた乾燥し、どんどん皮脂が分泌されてしまうのです。

すると毛穴を埋め、アクネ菌のエサとなって炎症を起こしニキビとなるのです。肌が乾燥する原因も水分不足や紫外線、大気汚染やストレスなど様々です。

皮膚科で見てもらいたいニキビの種類

黄色、紫、赤の3種類のニキビができた場合、要注意です。

ニキビにはいくつか種類があり、目に見えない初期ニキビから始まり、色が白い白ニキビ、炎症を起こしている赤ニキビ、膿が溜まっている黄色ニキビ、さらに発展した紫ニキビ、皮脂が酸化してしまった黒ニキビがあります。

黄色と赤、紫はつぶしてしまうと後になりやすいですし、皮膚科で正しい処置を受けるのが望ましいとされています。特に触ると痛むようなニキビは炎症を起こしている可能性も高いので、放置しないようにしましょう。

ニキビ対策ケアや治療薬も販売されていますから、病院にかかる時間がないと言う方は利用するのもいいでしょう。正しいスキンケアを続け、ニキビケアをしっかりしていくことがニキビの悪化を防ぐのです。

特に女性はホルモンバランスの乱れからニキビができることもありますので、日々の洗顔や食生活、生活習慣から見直してみてください。

ニキビが憎いニキビ跡になる理由

ニキビは、毛穴の中にアクネ菌が大繁殖している状態です。アクネ菌は何でもない時でも常に肌に常在している菌ですが、条件が揃うといきなり暴れ出して、細胞を炎症させるほどの繁殖を見せます。

炎症というのは、細胞がたくさん壊れた場所に起こる現象です。壊れた分、素早く組織を補強するために、細胞がすごい勢いで新しく作られている状況。

そこではまずアクネ菌他雑菌たちと闘うために活性酸素がたくさん作り出され、活性酸素を除去するために作られるメラニンと、細胞の新生で活発化したメラノサイトが作るメラニンとが大量に溜め込まれている状態です。

いずれアクネ菌は数が激減して傷はふさがり、細胞も補強されて炎症は治まりますが、作られてしまった大量のメラニンはどこにも行き場がありません。

還元作用を持つ成分が少しずつ色素を還元して無色に戻して行きますが、そのスピードは炎症のスピードほど速いものではないので、薄くなるまでにはかなり時間がかかります。

メラノサイトがもうメラニンを作っていないのであれば、ターンオーバーによっていずれは表面から剥がれ落ちるはずですが、ダメージの大きさによってはメラノサイトが過剰に活動したままメラニンを作り続けている場合もあります。

ただ、ニキビは出来た段階から皮膚科で正しく処置しておけば、時間はかかっても跡にならずに解消出来るはずです。自己流の対処をすると、かえってニキビ跡を残してしまう危険があるでしょう。

ニキビは潰さないで治す!潰すとニキビ跡に

ところでニキビをつぶすと跡になると言う話は多くの方がご存知かと思います。

なぜニキビ跡ができ、さらにシミになってしまうのかというと、ニキビをつぶすと雑菌が入り込みやすくなり、外部刺激に弱くなってしまうからです。

ニキビは毛穴の中で炎症が起こり、つぶすと言うことは周囲の皮膚も傷つけてしまうことになります。皮膚が傷つくと皮膚を修復するためにメラニンが発生します。

メラニンは肌を外部刺激から守る働きがありますので、正常な反応と思ってください。

ところがメラニンが過剰に作られると今度は日焼けのようになり、さらに肌のターンオーバーが乱れるとメラニンを含む角質はいつまでもその場にとどまり続けてしまいます。

すると色素沈着を起こしてニキビ跡がシミになってしまうのです。ニキビはつぶさないことが鉄則です。

炎症後色素沈着ができるのは?

皮膚に炎症が起こり、炎症が治まったあとでも色素沈着が起こること炎症後色素沈着といいます。

虫刺されの痕が残りやすい人と残りにくい人とがいますが、体質的にメラニンの多い人は色素沈着が起こりやすいと言われています。

民族的には黄色人種のほうが色素沈着が起こりやすく、茶褐色のシミが出来ることが多いです。

炎症は活性酸素の発生を呼ぶので、メラノサイトが刺激されてメラニンを大量に生成するのが原因です。顔の炎症性色素沈着の代表的なものはニキビで、思春期にニキビになった痕がシミになって悩まされた人もいるでしょう。

炎症の規模や状態によって、形状も大きさも数もマチマチになります。

炎症後色素沈着は慢性化すると厄介

炎症性色素沈着には、一時性のものと慢性のものとがあり、慢性になると消すのがかなり難しくなります。

ほとんどの場合は一次性のものなので、多少時間がかかったとしても、何もしなくても自然に消失する場合が多いです。

虫刺されや火傷などの外傷は、同じ場所にそう何度も起こるものではありませんよね。

こうしたものは一時的に現れても消えやすいですが、同じ場所に繰り返し何度も炎症が起こると、慢性化する場合があります。

多いのは、アトピー性皮膚炎による炎症、同じ部位に繰り返し出来るニキビなどの他、間違ったスキンケアなどによる慢性的な色素沈着です。

ひどい日焼けも炎症性色素沈着を引き起こしますので、何度も同じ場所を日焼けするようなことのないよう注意が必要です。

炎症がシミになる原因

皮膚が炎症を起こすと、活性酸素が大量に発生します。

活性酸素は細胞を攻撃するので、守るためにメラノサイト刺激物質が放出され、メラニンがどんどん作られます。

炎症が終わっても作られたメラニンは処理が終わるまで長い時間がかかるため、皮膚に残るとシミになって見えます。

それでも徐々に薄くはなっていくものですが、炎症の度合いが大きかった場合には、メラノサイトがずっとメラニンを作り続けてしまう場合もあります。

大量のメラニンが真皮にまで入り込むと、消すことはかなり難しいシミとなります。

また、炎症の度合いだけでなく炎症が起こった深さによっても残りやすさには違いがあり、皮膚の深い部分で障害があれば残る可能性が高くなります。

化粧品などの成分は、そもそも肌の奥深くまで浸透するように作られていますので、合わない成分でも一気に深くまで浸透してしまいますので、万が一問題があるようなら即刻使用を止める必要があります。

アルコール類やオイルが合わない場合もありますし、合成香料や保存料などが刺激になる場合もあります。

敏感肌は炎症が起こっている肌

生まれつき敏感肌の人や、加齢によって敏感肌になった人の肌は、ごく小さな炎症が常に肌の内部で起こりやすい状態になっています。

一般的にゆらぎ肌などと言われますが、表面で見てもわからないくらい細かい炎症が絶えず起こっていて、そこでメラニンがずっと作られ続けている場合が多いのです。

敏感肌は同年代の人より老化して見える枯れ肌と言われることが多いですが、それはこの小さな炎症が原因なのです。

ケアするためには、まずこの炎症を抑える作用のある化粧品を選ぶ必要があるでしょう。

ニキビ跡の色素沈着によく効く化粧品

 

ニキビ跡によるシミは表皮にあれば消すことは可能

大きなケガ、深いケガなどをした場合、傷痕が残ってしまうことがありますよね。大事故ではなくても、子供の頃にひどく擦りむいてしまったケガや、切ってしまった痕などが大人になっても消えない場合があります。

これは深い部分にまで傷が入ってしまったせいで、真皮まで傷ついてしまったせいであることがほとんど。ニキビも、ダメージが真皮にまで及んでしまった場合には、簡単には消せない傷痕になってしまうのです。この場合、多くは皮膚組織のヘコみとして残りますが、一緒に色素が入り込んでいる場合には、シミになってしまいます。

単に色素だけが表皮に残っている状態なら、美白成分を含む化粧品などで丁寧にスキンケアを続けることでメラニンを追い出すことは可能でしょう。美白化粧品にもいろいろとありますが、出来てしまったニキビ跡のシミならビタミンC誘導体やハイドロキノンなどが色素を還元するのに適した成分です。

また、ターンオーバーを正常化させるためには、美白成分の使用と並行してピーリング化粧品でのケアも取り入れると色素を表皮まで押し出すのを助ける事が出来ます。

ただし、ニキビが治ってすぐの肌に強い成分を使ったり、ピーリングを行ったりするのはやめましょう。治ったばかりの肌は弱っている病み上がりの状態なので、低刺激の化粧品でしっかり保湿してあげるのが一番。

刺激は活性酸素を生みますので、せっかく落ち着いた肌がまだ傷んでしまいます。

ニキビ跡のシミを作らないためには正しいケアを

シミを作らないためにはニキビの正しいケアが大切です。ニキビを作らないことももちろん大切ですから、洗顔はたっぷりの泡で優しく包み込んで、毛穴の汚れを落とすことをまず実践しましょう。

それから乾燥はニキビの原因になりますので、保湿化粧水や保湿美容液などを使って、肌をしっかり保湿してください。乳液で失われた必要な油分を補い、クリームで水分の蒸発を防ぐだけです。

ニキビができてしまっても慌てずに、日々の洗顔とケアを大切にしましょう。

ニキビ跡はシミになりやすいため、紫外線対策も必要不可欠です。ニキビができやすいと言う方は特に注意してみてください。